デートの回数/人が居るところ/ファッションショー

結婚なんかしなくても一緒にいることはできるし付き合わなくても一緒にいることはできるけれど、法的な手続きを踏んで、あるいは契約をすることによって限りなくそのひとと近く、結ばれたい、と思うことはやはり当然の成り行きのように思う

 

 

日記を書かなくちゃ、忘れないために

 

自分が書いた日記を読み直していると、こんなこと思ってたんだと思うことがよくあって、やっぱり忘れないためには書かなくちゃと思う

過去と現在と未来の自分すべてのため、自己愛

 

 

明日は好きでもない男とデート

たぶん夕方から散歩でもして飲みに行く感じだと思う

デートの予定をざっくりとでも決めてこないあたり、自分のデートに自信があるのだろう

というか何も考えていないのだと思う

 

これまでに何回デートしてきたんだろう

数えておけば良かった

驚くほどに覚えていないデートがたくさん

 

 

バイト先の好きな山田さんが昨日で最後の出勤だった

やさしいやさしいひと

山田さんはワーホリでロンドンに2年行ってしまうらしい

この歳になって?こんなにも親しいお友達?ができるなんて思っていなかった

お友達というか、お姉ちゃんと呼びたい

 

 

今日はいつもより早くバイトが終わったので映画を観て帰ろうと思ったが、ドラッグストアで日用品を買ったら案外重くて歩くのが嫌になり、家に帰ってもひとりだし淋しいので近くのサンマルクに入り込んでコーヒーを飲んだ

煙草を吸いながら昨日買ってリュックに入れて持って来たユリイカ5月号スパイクリー特集を読み始めた

 

それをしている最中にもだんだん淋しいが入り込んできたので、友達に電話した

わたしに誕生日プレゼントを渡していなかったのできみの鳥はうたえるのDVDをプレゼントするよと言ってくれてめちゃくちゃうれしくなった

 

お腹がぺこぺこで帰宅するとすぐに着替えてごはんを食べた

明日の服はなにを着ようかと考えながらひとりでファッションショーをして部屋を荒らした

デートの前くらいしかこんなに服を考えたりしない、いつも5秒で着る服を決めるから

 

 

それにしてもつらい

ファッションショーを終え、部屋の片付けをして、寝るばっかりにスキンケアなども終えてベッドに寝転ぶとつらい

お分かりいただけるだろうか

 

 

インスタでイケてる日常をあげる元カレが眩しくて悔しかった

わたしも負けたくないんだ

彼は嫉妬しちゃうほどの才能を持っているし応援してるしわたしもがんばる、がんばる

 

 

今日は小説でも読んでみようかな

物語に入り込むのは孤独だから小説をあまり読めない

同じ理由で家でひとりで映画を観れなくなった

今年になって家では3本くらいしか観ていないと思う

映画館はひとりで行っても人と観れるからたのしい、淋しくない