ヒロインズ/乗せられて/330円のサンドウィッチ
おはよう、こんばんは、おはよう
丸一日寝ることで一日を消滅させた、やったぜ!
ケイト・ザンブレノの『ヒロインズ』を読み終えた
文化系女子にはたまらない
持ち歩いていつでもこれに救われたい
一番のお気に入りは「ジョンがレナード・ウルフしてくれる。」のところ
あ〜、かわいい!
お母さんにこの本のことを話して、ジョンみたいな彼氏がほしいなあと言ったり、奥さんしてほしいなあと言っていたら、お母さんは飲み込みがはやいので、お母さんは近くにいないのでジョンしてあげられないけど…と見事に構文をマスターしていた
話は変わって、わたしは暗いので付き合うのは明るい人がいいな!と言ったら、あんた暗いかな、別に暗くはないよねって言われて、そうだと思った
落ち込んだり塞ぎ込んだり死んだりしたくなるだけで別に暗いわけじゃないな
それにしてもお金がほんとになくてどうしたものかと思う
煙草を吸わなければ、映画を観なければ、本を買わなければいい話である
今日はおやすみで、朝早く映画に行く予定もなかったのでコーヒーを入れてベランダで午前中は本を読んだ
なんとなくお父さんに電話をかけると、うちの犬たちのこと、弟や妹のこと、地元のだれだれさんの話をしてしばらくして切った
地元のだれだれさんの話は時にはすごくいやな話題であるけれど、今日は調子が良かったからかなんとも思わなかった
お金もないしなんか気分も乗らなかったので、同志社の寒梅館であるクレール・ドゥニの『パリ、18区、夜。』は行かないでおこうかと思ったけれど、他にすることもないし、結局うだうだ阪急神戸線に乗り込んで、十三から烏丸、四条そして今出川まで着いてしまったので、腹をくくって観ることにした
結局、観て良かった
無理してでも観たい映画は観ておくべきだと再確認した
群像劇ってどうしてもいつ?いつ彼らは繋がりますか?と前のめりに観てしまうけれど、これはそれがなかったような気がする
ただ「ある」を描写している気がした
帰りの電車に乗る前に、330円もするサンドウィッチを買って食べた、今日は特別に
パンのところが堅いやつ、美味しい
どうせ明日から白米しか食べられないんだこれくらい
お金がなくても煙草はやめないし、映画も観るし、本も買う
そう決めたらすこし楽になったので、なにかは決めてしまうとすごく楽なのかもしれない
優柔不断に休日に出かけるか出かけないか、映画を観に行くか行かないか、迷っているとすこしもったいないのかも(わたしはわたしの優柔不断さも愛しているけどね!)
わたしは自分の性格や習慣や癖、その他いろいろとにかく内面に関するものを愛しすぎているかもしれない
自分の内面が好き、外見が嫌い
驚くほどのこのギャップに苦しめられている
外と内は切り離せないものなんだから、外と内をうまくつなげることができればいいんだけど